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春・冬は火災が多くなる? 火災後の対応についても


火災は年間を通し、全国各地で発生しています。令和2年中の出火件数は34,691件で、1日当たりでは95件の火災が発生しました。(総務省消防庁「令和3年版 消防白書」

日頃から予防策を施していたとしても、火災の脅威にさらされる可能性は決してゼロではありません。特に、これからの季節は火災が起きやすく、かつ燃え広がりやすい気象条件が揃いやすい日が多くなります。より一層、火災への注意が必要となる季節といえます。

今回は、春・冬に火災が多くなる理由や火災時の対応についてご紹介していきます。

春・冬に火災が多くなる理由?


消防庁が公表している消防白書によれば、令和2年中の四季別出火件数は、春季(3月~5月)、冬季(12 月~2月)の出火件数が多くなっており、総出火件数の57.6%を占めています。

春や冬は空気が乾燥し、風が強い日が多い時季。火災には「空気が乾燥しているときに起こりやすく、風が強いと燃え広がりやすい」という特徴があります。空気が乾燥していると空気中と同様、木材や落ち葉なども水分量が少なくなり、ちょっとした火の元から一気に燃え広がる可能性が高まります。

また、これからの季節に使用頻度が高くなる暖房器具にも注意が必要です。出火件数の構成比をみると、建物火災が全火災の55.8%で最も高い比率を占めており、こんろの消し忘れ、たばこの不始末、電気機器に起因するものが多くなっています。住宅火災の発火源別死者を見てみると、最多がたばこ、次いで電気器具、ストーブとなっています。さらに、月別の出火件数は12月が最も多く、冬期から春期にかけて多く発生していることがわかっています。これから更に寒さが深まり、ストーブをはじめとした暖房器具を使う機会が増えるため、火災リスクが高まる時季であると言えます。

火事が起きた時の動きとは?


ここでは、火災・火事が発生した時の動きをご紹介します。

火事が起こったら、まず「通報」「初期消火」「避難」が原則です。初期消火とは、火が小さい間に鎮火を目指す消火作業のことを指します。

・通報…大きな声で叫んだり、非常ベルを鳴らすなどして隣近所へ異変を知らせます。そして、どんなに小さな火でも119番(消防署)通報します。

・初期消火… 火が天井に達しないうちであれば、消火器や水を使って素早く消火します。出火から3分以内が消火できる限度と言われています。火が天井に達している場合は、自力消火は不可能とされています。

・避難…天井に火が燃え移れば初期消火は困難なので、すぐ避難しましょう。避難する際、延焼を防ぐため、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を遮断させます。火の勢いが強く危険な場合は、無理をせず避難を優先させましょう。

なお、火事の成長を時間で見ると、おおよそ下記のように成長すると言われています。
・出火〜2分前後:壁板、ふすま、障子などに燃え移る。
・〜3分前後:天井に燃え移る。
・〜5前後:隣合わせの部屋へ延焼、2階へ燃え移る。

火災は非常に短い時間に燃え移ります。ただ、建物の構造などによって火の燃え広がり方は様々で、裸木造の木造家屋は完全に燃え尽きるまで20分前後と言われています。マンション等の耐火建物は、木造家屋に比べると燃え広がる時間は長くなる傾向があります。

鎮火後の火災現場の片付けは?


ここでは、消防による消火作業が完了し、鎮火後の火災現場の後始末について見ていきます。火災の規模により、後始末の方法は異なります。軽いボヤ程度であれば比較的被害範囲が狭いため自力で片付けることも可能です。しかし、半焼から全焼となると、解体・リフォームなどの工事作業が必要となるため、基本的には業者に依頼することになります。

《自分でできる片付け》
火災後、自分でできる後片付けは主に以下の4つ。

①煤掃除
火災現場で発生する煤は、焦げ臭さの原因であり、人に健康被害をもたらす有害物質でもあります。少量の煤であれば、自分の手で掃除することも可能ですが、広範囲に渡っていたり焦げ臭さが取れない場合は業者にお願いしましょう。

②換気・消臭
ボヤであれば煤掃除の後、部屋中を乾拭きしたり、1週間~1ヶ月換気させることで臭いを無くすことが出来ます。完全に消臭するために、リフォームが必要となる場合もあります。

③不用品の処分
燃えてしまったり、煤がついて臭いがついて使用不可となってしまった家財や建具は処分することになります。火災等によって使用不可となった家財は「り災ごみ(火災ごみ)」と呼ばれ、通常のごみとは異なる方法で回収される場合があります。自治体のサイトや電話で確認してから処分しましょう。量が多い場合などは業者への依頼も視野に入れましょう。

《業者に依頼する片付け》
一般的に業者に依頼する、火災現場の後片付けは主に以下の作業です。

①煤掃除
煤汚れが酷かったり、範囲が広い場合は業者に依頼することがオススメされます。業者による煤除去は、拭き掃除などである程度取り除いた後、煤の部分を削ったり、薬剤でコーティングして臭いを閉じ込めていきます。

②消臭・除菌
業者による消臭は、有害物質も除去できるオゾン消臭が使われるケースが多いです。オゾン消臭が完了するまでの時間は、部屋の広さにもよりますが、1週間~10日ほど。オゾン消臭以外にも煤除去専用の薬剤や消臭剤を用いて、消臭・除菌が施されます。

③リフォーム工事
リフォームでは、まず燃えてしまった家財や内装を解体して燃えた箇所を撤去します。焦げ臭さが残っている場合になどは、臭いを閉じ込めるコーティング作業などを施しながら、紙やクロスなどを撤去して下地を清掃・張り替えをして、原状回復を図ります。

④解体工事
半焼〜全焼の場合、燃えてしまった家屋は解体となることがほとんどです。解体工事自体は一般的なものとほぼ同様で、解体業者に依頼することになります。ただ、火災現場の解体は、焼け残った残骸の処分費用が高いため、通常の解体工事に比べて費用が高くなる傾向にあります。

いかがでしたでしょうか?

今回は春・冬に火災が多くなる理由や火災時の対応についてご紹介してきました。

弊社ロードでは、火災現場の消臭・清掃・復旧作業についても、ボヤから大規模火災まで対応しております。難しい現場でも多くの特殊清掃をしてきた実績を持っていますので、積み重ねてきた技術と知識を駆使して、迅速にそして丁寧に作業させていただきます。ボヤ程度から大規模火災まで迅速に復旧できるよう手続きのアドバイス含め、最後まで精一杯お力になります。不動産や保険会社様とのやり取りが必要な場合も、スムーズに行えるようサポート致します。

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